様々なオートバイ向けのアクセサリーパーツ、あるいはバイク用ウエア、機能性スポーツアパレルなどを輸入販売しているBONSAI MOTO。
機能はもとよりデザインにも優れた商品を多数取り揃え、Caballeroにもマッチするカジュアルな雰囲気を持ちつつもライディングに最適なウエアもラインナップしています。
ショップの代表を務める多川潤氏は、鈴鹿8耐やスーパーモトなどのレースに出場していたライダー。ロードレースからスタートしながらもダートトラック、さらにはクロスカントリーやエクストリーム・エンデューロまで、ジャンルを超えた無類のオートバイ好きとして知られる存在であり、その経験から、得られた「本当のバイク好きのためのセレクトショップ」という立場をも有するショップとして、BONSAI MOTOを経営している。トップクラスのマルチライダーとして活躍してきた多川さんが、キャバレロ・スクランブラーに一目ぼれ。そのスタイルをじっくり楽しみつつ、早速林道を含むツーリングに連れ出してみました。
多川コメント:
「話題のキャバレロで林道に行ってきました! 常識の範囲で遊ぶのであれば、排気量は250で充分かなと思いました。
ロードに関しては、タイヤも影響しているとは思うのですが、特にフロントが比較的アンダー傾向。だから、スポーツライディングというよりは、ノンビリと流す感じだと車両特性にあって気持ちの良いハンドリングを楽しめます。
フラット+αレベルの一般的な林道なら、どんなに全開にしても破綻しませんし、高い走破力を見せてくれました。
これならキャバレロを買おうと思っているスタイル重視のライダーだけじゃなく、アウトドア志向の若者にも訴求できますね。」
◆多川氏が感じた長所
とにかくデザインが良い(好きと言い換えてもいいですね)。
公道車両でオフロードを走れる250モデルとしてはなかなかの走行性能。
比べる対象が悪いのですが、王者セローと比べてもなかなかのパルス感。
同じく、サスペンションの出来もなかなかで、セローにまったくそん色なくダートを走らせることができますね。
これは、思ったより最低地上高を稼いでいることも影響しているのかもしれません。
ライディングポジションがオンオフともに高い次元でバランスしています。
◆多川氏が感じた、気になる部分
サイレンサー側(右側)のサイドパネルのでっぱり。ライディングフォームを取れば全く気にならないのですが、強くニーグリップをするようなライダーだと、場合によってはエキパイに触ってしまうかもしれません。
総括:
僕のところで取り扱っているOTTANOやアリエテとのマッチングが良すぎるから気に入っているんだろうな。と少しは思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
キャンプを含めた軽めな旅のイメージと、シュッとした普段着で街乗りしても何かカッチョイイというイメージで遊んでほしいですね。オフロードオフロードって騒ぐよりも、オフロードのイメージも利用しつつ「何でもできる可能性やなんか違うという雰囲気」ってのがキモかな?と思いました。 短絡的ですが、やっぱりキャンプを含めた軽めな旅のイメージ(量販店で売っているアイテムは除外)と、シュッとした普段着で街乗りしても何かカッチョイイというイメージは欲しいですね~
短~中距離ツーリングや街乗りなら、可能性を感じます。 とにかく、「ガイシャでしょ?聞いたこともないブランドだし、どうせ壊れるんでしょ?」というバイアスを超えてもらえる魅力を伝えていければ、可能性はさらに広がると思いますよ。 なお、ショールームやツーリング中の注目度はなかなかで、写真は結構撮られます。そういうところも、ライダーとしては愛車がさらにいとおしくなる部分でしたね。
多川さん、ありがとうございました!